眼科と歯科と内科は保険が違うの？

アメリカの医療費をカバーする保険は、日本と違って実は一種類ではありません。ここで言っているのは保険会社がいくつもあり、それぞれの会社で保険のプランも何種もあるということではありません。

日本の場合は、眼科に行こうが、歯科に行こうが、内科に行こうが必要なのは会社や市町村で加入している健康保険だけですが、アメリカでは、medical と vision と dental はそれぞれ別々の保険になっています。私がアリゾナ大学に留学中に入っていた、保険もmedical と vision と dental 保険も全てをカバーしているものではありませんでした。visionはどうだったか覚えていないのですが、dental は含まれていなかったので、歯医者に行くにはオプションのdentalの保険に入らなくてはなりませんでした。

一つの保険会社の medical と vision と dental の保険に加入することもできるのですが、保険料が高くなるからだと思いますが、私の現在働いている会社ではそれぞれ別々の保険会社からのプランに加入するようになっています。

では、眼科や歯医者でかかった費用は必ず、vision insurance や dental insurance でカバーされるのかというと、そうでもないです。普通の視力検査はvision insuranceでカバーされますが、目に何か異常があって眼科にかかるときはmedical insuranceが必要になったりしますし、普通の歯科検診や歯のクリーニングはdental insurance でカバーされますが、治療によってはmedical insuranceが必要になったりします。

さらにややこしいのは、薬は歯科が処方してもmedical insuranceがカバーしたりします。